IE7の自動更新が始まった
2月13日からWindowsXPユーザでIE7に乗り換えていないユーザに対して、マイクロソフトが自動更新の通知を始めた。
INTERNET Watchの記事によると、『 マイクロソフトでは、セキュリティ面などを強化したIE7への移行を進めたい 』 が 『 日本ではIE7で利用できなくなるWebアプリケーションなどに配慮する形で、これまで自動更新によるアップデートを見送ってきた 』 とのこと。しかし、『 IE7への対応が完了した 』 ということで昨日から自動更新に踏み切ったようだ。
皆さん、IE7への対応は完了していますか?
そもそも、IE7への対応ってなんでしょう?
IE7の自動更新とは
自動更新の対象となるのは、WindowsXPを使っていて、IE7をインストールしていないユーザーだ。該当する場合、Windowsの自動更新時に、IE7のインストール確認画面が表示される。強制的にIE7がインストールされるわけではない。
ここでインストールしない を選択してIE6を使い続けることもできる。自動更新通知も二度と来ないということのようだ。IE6は2014年までセキュリティ更新の対象になるようなので、あと6年はIE6を使うことができる。
IE7にするとどうなる?
そこで気になるのが、IE6を使い続けるか? IE7に乗り換えるか?だが、先にIE7にするとどうなるのか?を知る必要がある。
IE には数々の問題があった。マイクロソフトが、それらの問題を解決したIE7に早く切り替えてもらいたいと思うのも無理はない。かといってIE7にすれば、問題がすべて解決するわけではない というのが難しいところだ。
互換モードと標準モード
ブラウザには、互換モードと標準モードの2つのモードがある。互換モードと言えば聞こえは良いが、実は古いブラウザのバグや独自解釈に合わせて表示するモードのこと。対する標準モードはW3Cの仕様に従って(あるいはできるだけ従おうとする)表示するモードのことだ。
ここでブラウザのモードを調べていたら、IE8のモードについて触れたページに出くわした。
ちょっと気が早いが、IE8には3つのモードがあるらしい!
ITProの記事によると、次なるマイクロソフトのブラウザ IE8は「 既存のWebを壊さない 」という方針らしい。Webのスタンダードより、従来のIEとの互換性を重視する ということだ。そのためにIE8ではなんと3つのモードがあるとのこと。
- IE6およびそれ以前のIEとの互換性を持つ「quirksモード」
- IE7を継承した「standardsモード」
- Web標準に従った「新しいstandardsモード」
このうち、新しいstandardsモードに対応するには,Webページを変更しなければならない とのこと。
記事には、『 Microsoftによると,厳格性を増した新たな標準モードはあまりに多くの既存Webサイトで互換性が維持できなくなるので,IE 8のデフォルト動作モードにしない 』 とある。一見、ユーザを重視した対応のようだが、よく考えれてみれば、バグ&独自解釈の種をまき散らしたのはマイクロソフトのIEだ。「 泣く子とIEには勝てない 」と仕方なくIEの解釈に従ったユーザを楯にして、マイクロソフトはWeb標準への対応を先延ばしているということだ。
本当は、IE7での互換モードと標準モードの違い、IE7に乗り換えるべきか? IE7に対応するには? について書こうと思っていたが、IE8の3つのモードの記事で寄り道をしてしまった。